明大前、マクドナルド

 

 

 

 高校一年生の頃、十二指腸潰瘍になった。小学生の頃からストレスに敏感なタイプで小学五年生で過敏性腸症候群になって小児科の先生を驚かせたり、中学生ではずっと背中やお腹が痛くなって一晩中母親に看病してもらったりしてたな。中学三年生の秋くらいから何の前触れもない突然の嘔吐に悩まされて何度もサッカーのピッチで吐いたな、最後の高円宮杯中国大会でも試合の前に食べた食事全部吐いて後半のスタミナが切れたのは懐かしいな。高校生に上がって吐くことは日常的になって365日毎日5回は吐いてたな。朝ご飯食べて吐いて昼ごはん食べて吐いて夜ご飯食べて吐いて寝る前に吐いてって。高校生の頃の学校生活の記憶が殆ど無いのは絶対にこのせい。

 親にも医者にもストレス性だから気にするな、吐くと思うから吐くんだなんて言われて、漢方なんか飲まされて気休め、ずっと神経内科に通ってたんだけどそれも恥ずかしくて友達にも言ってなくて。吐いてるせいか過食も反動で凄くて自分で摂食障害なのかななんて疑ってる時期もあったし、本当に毎日意味も分からなく何かと戦うように食べては吐いてたな。

 その影響ですこし動いたら息が切れて、筋力も落ちて同世代と同じメニューがこなせなくなって、適当な言い訳つけて練習休んだりしてたんだけど、同級生からは練習がキツイから怠慢だの陰口言われて、ズルイなんて言われてたけど心の中では自由に動けるお前らの方がズルい俺も死ぬほどサッカーしたいよ、なんて思ってたな。結局高校生一年生終わるタイミングで原因が分かって入院、逃げるようにサッカー部もやめたけど、勿論卒業まで同級生は同じなワケで、ほらサッカー部って学年の中でかなりのカースト上の奴らが多いから、それと交わらないような高校生活送ってたな。

 

 

 

 最近は寂しくなることが多い、寒いからか制作期間だからかバイトを辞めて一人の時間が増えたからか。寂しいと人に冷たくしてしまう癖があって、構って欲しい、と言えるくらいの寂しさであれば結構ケロッと出来るんだけど最近はそれも上手くできないから何か誰かに誤解を生んでいないかなと心配、前述でも述べたそういう中学高校時代を過ごしたからか、こういう本当に寂しくなった時ってどうすれば良いかのベストな方法が見出せない。結局ただただ日常から逃げ出したくて家に帰りたくなくなってどこかの街ふらふらして何も用はないけどカフェとか入ってMacBookで海外ドラマ見たりして、満喫行って漫画をただただみて頭空っぽにして

 この寂しさはすこし高校生の頃の夏休みに似ていて、何もすることないけど今日もまだまだ時間はあって明日もあるし明後日まである、友達はいないし行くところもない。訳もなく高校の頃の夏休みは家の近所の海とか山にひとりで行ってぼーっとして帰って寝て、みたいな生活を繰り返していたな、今日もそんな一日を過ごしてしまった、家にはまだ帰りたくない。

 

 

 僕の音楽にはアンチテーゼもなければバイブルもないし何かにつけたロジックもない。きっとこういう暮らしを歌詞にしてるだけで今も本当は歌詞を書くべきなんだろうけど僕はミュージシャンである前にヒューマンなのでこんな時に歌詞を書こうとも思わない。少しでも人間らしくあるために今日は誰とも連絡とってないし誰とも交わった記憶がないのでせめて自分とは会話をしようとブログを書きました。何もないけど最後まで読んでくれてありがとう。明日は夜配信をします、明日までに元気になるので心配はしないで、寒くなってきたので風邪をひかないようにね、僕はというとすこし頭が痛いです、

 

 

 

ps.最近音源の打ち合わせをしてきました、遠くの人にも届けられるような話し合いもしてきましたそれはまだまだ先の話だけど。小山田壮平も古舘祐太郎も、ボブディランだってエリッククラプトンだってこんな風に寂しくなるのかな人間だからなるよな、って自分で自分を励ましていました。今日は全然スマホを開いてないから夜だけど充電がまだまだ沢山あるぞ、元気がなくても大泉洋のエッセイで笑えたしルパート・グリント主演の海外ドラマで笑えた、俺も誰かを笑わせたいな