最近は曲が沢山かける、心境の変化もあると思うけど今回ばかりは環境の変化が大きいと思う。楽器可の新居になり、いつ何時でも歌を歌えるのはすごく体にいいことだと思った。

 

  変わったことと言えば昨日スマホも変わった。最近絵を描くことをまた再開してみたんだけど頭の中の隅の隅にある思想や考え方が爆発してしまって楽しい。旧居で使っていたデスクの天板に書いているんだけど、引越しの時にバラさないと運ばないことに気付いてバラしたがネジが何本もなくなってしまって再度組み立てが不可能になってしまったので大きなキャンパスになってしまったということだ。

 

 絵を描いていると思想とか言葉とか風景や描写、人物や歴史だったり色や形が頭の中に浮かんでくるので曲がより出やすくなった、そういう点では絵も続けていきたいなと最近は毎日モノづくりの日々である。

 

 その絵をみながらスマホを弄っていたら急にスマホが切れてそれから一切つかなくなったので絵の呪いじゃないかと今のところ2日はその絵を進められてない。(ここでスマホの話に戻る)充電は80%もあったしまだ使って一年くらいなのでバッテリーの心配もない、勿論使用中だったので落としてもないし水没でもない、完全に絵に魂が宿った…と思ってその夜は寝るのが怖かったけど今はもう大丈夫です…。

 

 

 最近書いた曲は、グレープフルーツ、おぼせ、コンビニ、煙、の4曲。最近のやりたいことが詰まってて歌詞を書くのも全力で楽しくて今は超良い感じです、だから尚更もっとみんなライブに来てくんないかな…なんて悲しくなる日もすこしありつつ。

 

 

 最近はよく頭の中でひとりで会話することが多くて、これから音楽はどうなるんだろうとか、CDは売れなくなるのかなとか、東京五輪はあと一年と少しで始まるなとか、大阪万博行きたいな~とか。

 きっと誰にもみえないような努力や苦労がざらついた珠を磨いてる瞬間だとしたらこの一瞬にもドラマがあるぞ、とか この宅録してる瞬間をビデオカメラ回したらメイキング映像になっちゃうんだもんなー不思議、とか。

 わかんないことをわかんないままにしてることや、出来ないことを出来ないままにしていること、やりたいことをやれていないことだったり行きたい場所に行けてないこと、食べたいもの、好きな人、ひとつずつじゃないとこなしていけないところに何か美学を感じてしまって、そういう歌詞に惚れるし書きたい、と思うのはきっと十分に歳を重ねたひとつの報酬ではないでしょうか。

 

 

 

 10代でしか考えられないこと言えないことの青さ、20代でしかわからない焦り不安恐怖、30代でしか感じられないプレッシャー、40代でしか味わえない青春、50代になってようやくわかる有り難み、60代で芽生える欲、70代まで生きた証。

 きっと年齢では測れないながらもどうしたって逆らえない時間に左右されて人の考えや自分の考えがちょっとずつだけど、最初はちょっとの変化が大きな変化になっていくことが楽しめるような人生を生きたいなと思い始めました。

 

 最近父親がタバコをやめたらしい、辞めたわけではないけど辞めようとして電子タバコを買ったとか。何も知らなかったけど兄貴の電話で聞いたときは驚いたな。あんなに臭い臭いと言っても吸うのをやめなかったタバコをやめる父親の心境は何なんだろうともう家を離れて4年になりますが考えてしまう、きっと実家にまだ住んでたらやめたんだ~くらいで何も考えてなかっただろうな。触れてなくても変わってしまう、知らないところでみんなも家族も友達も昔付き合っていた恋人も、もう僕の知る人ではなくなってるのかな、なんて思うと少し寂しくなりますけど、きっと俺だってもうその時の人が知る 俺 ではなくなってるんだろうなー とか考えたりして。

 

 

 銀杏が真っ黄色に染まってきて、もう散り始めてるね、高尾山に、散るまでに行こう。上野大樹も名前に入ってる樹のように、木のように、青々茂って、歳を重ねて色付いて、綺麗に散りたいな。まだ散るには早いけど!!!!

 

 今回も長い文章ありがとうございました。週末は毎週のようにライブがあります。予定空いてたら聴きにきてね!

 

 

上野