大阪

 

 

 好きな人と一緒にいることは楽しい

 

 それは恋でも、愛でも、友でも先輩でも後輩でも、一緒ではないのだけど一緒だ、全部が全部違う種類の楽しいだけど楽しいに変わりはない

 

 横でその人の顔を見てるとひとつひとつの仕草が気になってしまう、笑い方や飲み物の飲み方、人を見るときの目つきや気を遣っているときの仕草、食べ方から手や足の動きまで、これは別に僕が変態とかではなくきっとみんなもそうだと思うそうですよねそうであることを願おう

 

 

 

 音楽はそんな仕草を歌にすることが多い、その人の顔が思い浮かんで景色が浮かんで、声にならない気持ちを想像してきっと起こってもいない過去なんかを勝手に想像して、だからそんなに踏み込んでもいないし何も知らないくせに曲を書いたときはその人でいっぱいの胸になるので まるで何でも知っているかのような存在になる、それが僕の中ではすごくすごく幸せだ、自分の部屋で、ライブハウスで、イヤホンで、その人を独り占めできることがとても嬉しい、そんな形で、人とは違う方法で、これまで誰にも知られることなく沢山の人を愛してきた

 

 

 人と人との距離はどうしてこんなに遠いのだろうとも思う、何時間もかけないと会いに行けない距離や、会ってさえも言えなかったこと、言えなかったことに後悔して後日変な連絡を送ってしまったかと思うと、言わなきゃよかったと後悔して凹む後日だってある、他人は他人できっといつまでも他人だ、それが恋人でも配偶者でも家族でも

 

 

 人と人との関わり方で、もっと自分に正直に素直になってみたいと思える最近である、やらない後悔や言えない後悔よりも一度や二度の失敗や過ちは許してあげたい、次の日頭を抱えてしまうような発言や行動も愛情いっぱいに衝動的でいたい、恋をしてはいけない人なんて居ない筈だし言ってはいけないことなんて本当はないんだ、全部死んだらナシになるので、でもナシにならないような人生をとは思うが、でもきっと自分に誇れるような人生とは素直で正直なそんな人生だと最近は思う

 

 

 大阪、楽しかったです、きっと何かを続けていけば仲間も増えるし愛する場所も増えるし楽しいことは絶対だと思いました、だけどそれだけじゃダメなんだとも同時に思えるよ、それら全部を誇って貰えるように、愛して貰えるように、絶対にもっと売れなきゃダメだ、売れるということ、大きくなることは誰に対してもどこに対しても最高の愛であり恩返しだと思った、簡単に言葉で取り繕うことは簡単だし足を運ぶことはすごく容易いことだと思う、だけど、それと同時に僕は僕の場所で僕のやることを全うしていつか風の知らせでも誇って貰えるような存在になろうと思いました、大阪、何回行ってもまだまだ全然ホームな感じがないの流石だと思います、東京も未だに居場所がないときがありますしね、笑

 いつまでも、みんなのホームになれるような上野大樹であれますように、恋